マインクラフト
「マインクラフト」ってなに?
釈迦に説法で申し訳ありませんが、子ども向けのゲームです。
私自身はあまりゲームが好きではありません。従って息子よりかなり下手です。数年前に名前を知り(2019年5月現在)、今年から色々ある(後ほど説明します)ことを知りました。かなりよくできたゲーム(と分類するのが妥当かどうか)です。
仕事柄、ゲームをするよりもゲーム用のPCを準備したりネットワークに接続したり、マインクラフトのサーバーを立ち上げてみたりということを得意としています(自己紹介ではないですが)。
そこで、発見したことをチビチビ書いていきます。
感心するところ
デフォルトは、サバイバルモードで、殺し合いが平然と行われる社会。クリエイティブモードは、作ることに集中できる社会。他のモードもあるけど、これら二つが中心の社会。実際に作るのは「世界」で、その世界の表し方を「サバイバル」とか「クリエイティブ」とかの社会にするもの。
ひたすら殺し続け、破壊し続けることもできるし(殺戮ゲーム並みに)、ひたすら作り続けることができ、作る世界の物という物にプロパティと生成の決まりがあるので、それに従わなくてはなりません。これが、実物をうまく模している。息子に言わせると「だけど重力は無視」という部分が、あることはある。
どんなパソコンが最適か?
いくつか試してみました。
Corei7のノート:そこそこ早いが、古いPCのためか描画が追いつかないことが多々。おそらく息子の作ったものが多すぎて、動作が緩慢になるのだろうと思われる。
Corei3のデスクトップに3Dグラフィックカードを追加したやつ:これは好評。反応が早いということらしい。おそらく3Dの描画にグラフィックカードを使うようにデザインされているゲームらしいということがわかった。
NUCのCeleron版:やめてくれと言いたいほどに描画が遅い。これはお世辞にも使えますというものではない。
NUCのCorei5,Corei3版:まぁ、こんなもんだろうという程度。十分遊べる。
MacBook Air(Retina, 13-inch, 2018):可もなく不可もなく。まぁまぁ遊べる。Corei7のノートとさほど違いがない(ように感じる)。おそらくCPUの速度というよりCPUにくっついているグラフィックの性能が上がっているためだと思う。
今のところの結論(2019年5月現在):CPUは、Corei3以上(新しければ新しいほどよい)で、お金と場所(PCの設置場所)に余裕のある方は、(おっと電気代も)は、グラフィックカードを別途追加すれば、心地よく動くことは期待できます。ただ、どのグラフィックカードが、コスパに優れるかは検証をしてませんし、必ず描画が速くなるとは限りません。ちなみに当方で使っているのは、GeForceの1060チップを使ったものです。
これは面白いと思うところ
レッドストーンが、いいと思います。それに、コマンドラインとコマンドブロックを使えるというのも、なかなかいいと思います。
レッドストーンは、処理の(実行のといった方がよいか)遅延やループを形成できるので、スイッチが入ると動くものを作る際には必須のものです。これで遊べるようになると自然に「命令-->動作」の仕組みがあることを知りその命令の伝え方について考える楽しみが増えますので、一挙に世界が広がります。
コマンドラインとコマンドブロックはどちらも、神の力を手にいれることができると私は思っています。誰も逆らえません。しかし、誤って使うと大変なことになるということを知るのにいいものだと思います。おそらくマインクラフトの製作者達は、神聖かつ取り返しのつかないコマンドたちをわざと設けて、ユーザーに使い方を考えてもらうという戦略をとっているのだと思います。これを繰り返して使っているうちに、いわゆる「プログラミング」の基礎の基礎を遊びながら自然に身に着けることを意図していると思います。
こうなったらいいなと思うところ
コマンドラインやコマンドブロックのコマンドを、追加のものなしで、複数行書けるといいなと思っています。コマンドラインエディターを付属してほしいということです。できれば分岐処理ができるとなおいいなと。XXを入れて云々という方法があるのですが、マインクラフト自身のバージョンアップが頻繁にあるせいで、XXの更新が追いついていないので、最新のマインクラフトを自分のコマンドで遊べないという事態になっています。マイクロソフトさん、VRやARもいいんですが、こっちもやってくださいな。